研修棟の石釜 | エトセ工房の日常を紹介

今年も残すところあと半月となりました。今年は今のところ暖冬と言われ、ここ愛知県岡崎市の山里も寒い日もありましたが、比較的暖かい日が多いように思われます。工房の薪置き場にはイナゴが日向ぼっこをしていました。まだ、元気でいることにびっくりしました。

ふと、昨年の今頃はどうだったかな、と思い返してみると、昨年は長野県に出張していて、雪の降るの中で石釜をつくっていました。

こちらは東京に本社のある企業様の研修棟です。社員研修やお客様のご招待の場、そして社員家族の福利厚生を目的とした建物です。その中に石釜を入れたいという意向があり、研修棟の雰囲気に合わせた石釜を設置しました。石釜は室内ですので中の作業は順調でしたが、１２月半ばということから、雪の中を車で通い、外にある水道の氷を溶かす作業から始めたのを覚えています。

研修棟という、パン屋さん、ピザ屋さんとはまた違った、皆さまの交流の場で、石釜が活躍してくれているとうありがたい事例でした。