2018.04.30
/category:施工風景
先日まで、ドームの施工を終了し、これからは断熱の施工になります。この断熱の施工がより良い石窯となるポイントの一つと言えます。石窯は中で薪を焚いて、耐火レンガに蓄熱させてオーブンとしての機能を発揮しますが、耐火レンガの周りにさらに断熱層(熱を逃がさない層)をつくることにより、さらに熱効率のよい窯となるのです。今回はパーライトという黒曜石などを高熱に熱することによりガラス化した発泡体となったものをセメントと混ぜてドームの周りに張り付けていきました。約10センチの厚みで形を整えながら層を作りました。
ここまでできてくるとあとはデザインに基づいた装飾になっていきます。まずは土台の部分からです。オーナー様からのご希望でドームの部分には赤色のクラッシュタイルを張る予定ですので、土台としてはどっしりとした感じの雰囲気を出しました。特殊な壁塗り用のセメントに黒色の顔料を混ぜて色を調合しました。
石窯の入り口には御影石を設置しました。この窯はピザを主に焼くことから右側にピザ置き場を設けています。
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