企業様　福利厚生施設の石窯　Ⅰ | エトセ工房の日常を紹介

先日まで、中国地方に石窯の出張制作をしてきました。１１月の後半から１２月にかけての３週間強、２基の石窯制作でした。２基を１回の出張で制作するというのは初めての経験です。

今回のご依頼主は企業様になりまして、工場を新設するなかで、その中に研修施設、宿泊施設、レストランを入れ込んだものとなっています。その中の宿泊棟と、レストランにそれぞれ石窯を設置するというものでした。今回は高層階に設置するということで、大型クレーンで資材を運び込みました。これも初めての経験です。

まず初めに、宿泊棟の石窯制作に取り掛かりました。こちらのタイプは自分たちは「キューブ型」と呼んでいましたが、壁の中のスペースに石窯を組み込み、最終的には箱型に仕上げるというものです。あまり写真が撮れなかったのでのですが、施工風景から少しイメージが伝わるかと思います。

中に組み込んだのは、以前にブログで紹介しましたエトセ工房オリジナルな耐火レンガを一個づつ加工し組み上げた内径９００ｍｍのドーム型の石窯です。表面にはレンガ張り付けてこのような仕上げにしました。