2基目のドーム型石窯の仮組 | エトセ工房の日常を紹介

以前のブログでドーム型の石窯の仮組が終了したことを書きました。次の現場では２基の石窯のご発注をいただいていますので、１基目の仮組したレンガを梱包し、その後、２基目の仮組を開始しました。手順としては、まず耐火レンガに「スミ入れ」と言われる切断する線を書き入れます。そして線にそってダイヤモンドカッターとグラインダーでひとつひとつカットします。カット後１段ずつ確認し、修正しながら組み上げます。一段、一段正円となっていないと、最終的に天辺に載せる「要石」が均等に力を与えることができず、ドームとしては弱い構造となってしまいます。

修正を加えながら２基目のドーム型石窯の仮組が終了しました。正直な所、組み上げるにはかなりの時間を費やします。 

これをばらして、梱包しなおし、現場に持ち込みます。次の現場は１１月終わりから始まる予定です。