耐火レンガの加工Ⅲ | エトセ工房の日常を紹介

先日から耐火レンガの加工を行っています。今日はこんな形のアーチを受ける下側の加工を行いました。

どの形が安定するかを検討し、削る部分をイメージして墨付けします。そしてその墨に沿ってレンガの加工を行います。まず、粗削りで大体の形にしてから、その後は仮置きしているアーチにあてがって、細かい部分を調整します。特に目地の部分は気を使います。目地とはレンガとレンガの間を耐火モルタルで埋めていく部分のことで、この隙間のことを言います。この目地部分を均等にしていくところは時間をかけて加工します。