2018.08.15
/category:エトセ工房の日常
今日は、火箱(火を燃やすところ)と灰落とし場の加工を行いました。この窯は火を焚くところとパンを焼くところが別々になっています。もう少し先に行くと全体像が見えてきますが、イメージとしては下で火を焚いて、その炎をパンの焼くところに送り込み、窯の内部を温めるという構造となります。
こちらが火を焚くところと灰を落とすところになります。上部が火を焚くところで、下部が灰を出す部分です。こちらは耐火レンガを積んで加工していきます。耐火レンガを積んでいくときには耐火モルタルを使います。耐火モルタルは1200度位までの耐熱温度があり、水を入れて練ると粘土状になります。これを使って耐火レンガにコテで塗り耐火レンガどうしをつなげて行きます。耐火レンガどうしの間はだいたい2ミリの間隔で目地を採っていきます。この耐火モルタルの特徴としては接着性がないことです。乾くと伸び縮みすることなくしっかりと固定されますが、接着性がないために何かあった場合は耐火レンガを剥がして積みなおしすることができます。
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