畑の大豆 | エトセ工房の日常を紹介

９月も半ばとなり、秋らしいおいしい食べ物が出回る季節になりました。ここの畑も次第に夏の物から、秋の物へ変わりつつあります。そんな中で今存在感があるのが、大豆なんです。

数年前まで茶畑だったという土地を片付けて、自然農をはじめて２年、今年は大豆の力を借りて地質の改良をしてみようと作付けしました。どの大豆がこの土地に合うのかも見れたらなと思い、４種類（黒大豆２種類　黄大豆２種類）の種を蒔いてみました。大豆を含むマメ科の植物は、根や茎に「根粒菌」という細菌が共生していて、大豆などから栄養分をもらう代わりに、空気中の窒素を植物が使いやすい形に変換してくれるんです。ということで大豆はやせた土地でも育つのと同時に、土質を改良できると言われています。

８月の終わりに、薄紫の花が咲いていましたが、ここにきてさやが付きはじめました。将来的には当地特産の大豆ができて、その大豆を使った豆腐、みそ、しょうゆ、納豆、テンペ等々作れたらいいですね。夢はふくらんでますが、さやもふくらんでほしいと思う今日でした。