2018.08.24
/category:施工風景
韓国に来て、10日目の朝を迎えました。連日暑い日が続いておりましたが、初めての雨上がりの朝となりました。いよいよ作業としては最終日になりました。
石窯後部の煙突部分のダンパーの加工を行いました。
その後は耐火レンガに蓄熱された熱を逃がさないための断熱処理を行います。パーライトという黒曜石を発泡させたものにセメントと砂を混ぜ窯の上に被せていきます。大きな桶で混ぜ合わせてから、バケツに入れ、ハシゴで手渡しすること、約150回。耐火レンガの外から20センチの厚みで被せることができました。
この厚みがあると耐火レンガに蓄熱された熱が逃げにくくなり、パンを焼くときに、より安定した熱を供給することができます。
最後に、窯内部の掃除を行いエトセ工房としての窯制作の仕事は終了しました。この後は、韓国の職人さんにバトンタッチして、煙突のつなぎ、窯のお化粧をしていただくことになります。お化粧は石を張り付けると聞いています。
これで一応の作業は終わりましたが、これからは窯の乾燥をしていただくことになります。徐々に自然乾燥で水分を蒸発させていき、その後少しずつ火入れをしながら乾燥させていきます。
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