韓国のパン窯作り　１１ | エトセ工房の日常を紹介

今日は韓国最終日。昨日までにエトセ工房が行う作業は終了しました。これからはしばらく自然乾燥していただき、少しずつ火を入れて水分を飛ばしていくことになります。いきなり火力をあげてしまうとクラックが入ってしまうことがあるのでゆっくりゆっくり乾燥していただきます。

来春のオープンに向けて、この窯の特徴に慣れ、美味しいパンを焼いていただけることでしょう。

あらためて「toujours(トゥジュール）」さんの紹介をさせていただきます。韓国天安市（チョナン市）に４つの店舗を持たれています。いろいろな種類のパン、ケーキ、バームクーヘン、お菓子をつけられていてカフェも併設しています。

出発の当日、２号店にお伺いしたところ、朝早くから行列ができていました。

今回パン窯を制作したのは３号店になり、広い敷地にパンミュージアムを建設中です。 来春のオープンに向け、各種施設の建設が急ピッチで行われていました。その中、オーナー様の意向により、韓国ではまだ珍しい、薪による窯の制作の依頼がありました。エトセ工房が携わらしていただいたところです。オーナー様からは来春までの間、薪の石窯で焼く職人を育てていくとのことです。これから韓国での薪窯で焼くパン、楽しみです。

最後まで私たちの動向にお気遣いいただいたオーナー様にお礼を言い、空港を旅立ちました。