石窯の制作が終了しました。 | エトセ工房の日常を紹介

千葉県で制作していました石窯が完成しました。事前に工房で準備できるところはしてきていますので、現場での工事期間は１０日でした。現場に持ち込んだ資材が徐々に石窯となり、少なくなっていきますのは何とも言えない充実感があります。

前回ブログに載せてからの作業としては、慎重にバランスをとりながら石窯ドームを設置します。

設置後、入り口部分の加工をしながら、外壁を積んでいきます。そして煙突を組み立てていきます。

この写真では見えないのですが、石窯の耐火煉瓦の外には２５センチくらいの断熱層を作ってあります。

パンが焼ける石窯は、薪を燃やして蓄えた熱をいかに逃がさないようすることがよいとされています。

本体が出来上がりましたら、あとは窯にお化粧を施します。今回はレンガ様に仕上げています。この石窯は広いスペースに制作させていただきましたので、奥行きまで見え、かなり迫力のあるものが出来上がりました。依頼者様から、これからは私たちが石窯を育てていきます、と言ってくださいました。

千葉市稲毛区小深町に４月中旬オープン予定の「cobuke coffee」というこだわりのカフェです。是非行ってみてください。